今日は・・・(株)致知出版社さんのメールマガジンをお借りします

※以下メルマガは、書籍『安岡正篤 一日一言』(致知出版社刊)より
     転載しております。
     http://archive.mag2.com/0000218660/index.html
     http://www.chichi-book.com/book/yasuoka/0754.html

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
       安岡正篤一日一言 ~心に響く366の寸言~
         http://www.chichi-yasuoka.com/
                      発行(株)致知出版社
□■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■今日の言葉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


【人間は性情の良し悪し】

情緒の潤滑(じゅんかつ)油が乏(とぼ)しいせいで、
知性も軋(きし)んで円通(えんつう)しない。
この頃は話のわからぬ人間がふえたようである。

しがない者はしばらく置いて、
ちゃんとした指導的立場にある知識人であって、
とんとわけのわからぬ者が少くない。

もっともマキャベリがすでに指摘しているが、
人の頭には三通りある。

その一は、自分ではっきり考の立つもの、
その二は、他人の考がよくわかるもの、
その三は自分の考もなく、他人の考もわからぬもの。

他の所で、彼は又、どうせねばならぬかを自ら知る者は上の人、
次は、他人の善(よ)い勧告を用いる人、
最下は、自ら人に忠告するすべも知らず、
又人の忠告にも従わぬ人間であることを挙げて説いている。

頭の良し悪しというが、
それよりも根本的に大切なことは、
やはり性情の良し悪しである。
我執(がしゅう)の無い、
よく人と打融(うちと)けあえる性情の人は自然に頭が良く、
自分自身知見が立たずとも、
賢者の意見を能(よ)く判断して用いることができるから、
なまじい私見が立つより、
もっと頭の良いことにもなるのである。



 『安岡正篤 一日一言』より(致知出版社刊)
  http://www.chichi-book.com/book/yasuoka/0754.html

……………………………………………………………………………………………
本メルマガ「安岡正篤一日一言 ~心に響く366の寸言~」は、
『安岡正篤 一日一言』(致知出版社刊)
http://www.chichi-book.com/book/yasuoka/0754.html
の内容を転載してお届けしています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――


以上を読んで以下の記事を読んでみて下さい


―――――――――――――――――――――――――――――――――――

もしかして「頭の構造」に問題がと専門筋 (ゲンダイネット)

「何兆円のムダ? “脱税”があるか分かっておれば、逮捕される話なんであって。正確にムダが捕捉されていれば、ムダにはしないわけですから。今(ムダが)いくらあるかは分かりません」

 何と、フザケタ答弁なのか。6日の衆院予算委。民主党の長妻昭議員に「税金の浪費が何兆円単位であるのか」と聞かれ、麻生“ヤリヌク”首相は冒頭のように開き直ったのだ。税金のムダ遣いを「脱税」にスリ替えた揚げ句、曲がりくねった言い回し。長妻も「驚いた。まじめに答弁いただきたい」とアキれていたが、国会中継を見た視聴者も同じ気持ちだったろう。

 この日以降も、麻生は核心を突いた質問には、自ら答弁せず、担当閣僚任せ。定額減税の規模や後期高齢者医療の見直しなども「年末に詰めた上で話しする」とはぐらかしてばかり。これでは、有権者は一票を投じるにあたっての判断のしようがない。

「麻生首相の答弁を見て、本当に不愉快になりました。まるで度量の小さい、とっつぁんのヤクザ。子供の言語教育にも悪い」と、法大教授の尾木直樹氏(臨床教育学)が、こう続ける。

「政治家は、国民の鑑(かがみ)でなくてはならない。一国のリーダーなら、なおさらです。悪い大人の見本のような言い訳ばかり聞かされたら、“あれでも総理が務まるのか”と子供は勘違いする。麻生首相は、自分の態度が与える影響を自覚すべきです」


●目に余る「いわゆる」「等々」の乱用

 そもそも、冒頭の答弁のように麻生の日本語は、どこかおかしい。「いわゆる」や「等々」の乱用も目に余る。

 顕著な例が、民主党批判に終始した所信表明演説だ。

 歴代首相の言葉を社会言語学の視点で研究する東照二・立命館大教授は、こう分析する。

「『であります』と古い演説調で、『かしこくも』『あざなえる』『うたた』などと、戦時中の首相すら用いなかった時代がかった表現をあえて使った。上から見下すような“力の差”に基づいた言葉で、自分の強さを際立たせたい。“オレ様は、お前らとは違う”という意識の表れです」

 国民向けのメッセージも少なく、まるで“政治の一切はオレに任せ、下々の者は口出しするな”と言わんばかり。

「予算委の答弁も、かしこまった表現が目立つ。ひとり裃を(かみしも)着て、江戸時代から抜け出てきた印象です。本人の頭の構造も、封建制のままなのでしょう」(東教授)

 麻生は、専門家も認める怪しい言語能力の持ち主なのだ。即刻辞任して、オツムの中を診てもらった方がいい。

(日刊ゲンダイ2008年10月10日掲載)

[ 2008年10月13日10時00分 ]

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

頭の良し悪しというが、
それよりも根本的に大切なことは、
やはり性情の良し悪しである。


と安岡正篤氏は言っておられますね・・・

-----------------------------------------------

晴れるや(ハレルヤ)チャンス!
すべての人に幸あれ

コメント